お墓参り
ウチのお墓からは、代々のご先祖様が暮らしたであろう里を見渡すことができます。
顔も名前も知らない遠い昔のご先祖様達が、今を生きる自分に今も影響を与え続けてくれていることを考えると、少しだけ厳粛な気持ちにさせられます。
毎年この日は、ご先祖様はもちろん、若くして逝った同級生や先輩にも想いを馳せます。
同時に、彼らが若くして逝かざるをえなかったことに、『何者』かの超然たる意思の存在を感じ、『不条理だ』と腹立たしくなりつつ、また、抗いようもないその強大な力に畏怖の念をあらたにします。
ですが、そんな彼らもまた、間違いなく、今の自分に影響を与えてくれている存在であるのです。
この世を去りつつも、残された者の力になるよう介在する…。
私も誰かにとってそんな人間になっているのかいないのか…。
まぁとにかく、みなさん、今を生きている私達を、これからもお見守り下さい(笑)