神武優里のアルポートな透析ブログ『終わらない明日へ』

透析患者で病院職員の四十路おっさん(笑) アルポート症候群の影響で難聴なのと、元々の性格から、なかなかの人見知り(苦笑) でも、透析歴30年を前に、他のアルポートや透析患者・関係者との接点を持ちたくてブログ開設しました。専門的な内容よりも、日々のなにげないエピソードを載せていきたいと思っています。

透析部署職員の安全意識について

透析部署に勤務する職員(主に看護師と臨床工学技士)の安全に対する意識には、病院によって大きな差があると感じます。

私の透析歴は、透析していた病院によって区切るなら、3つに分けられます。

第一期 A病院
広域地方自治体が運営する公立病院。
このブログでたびたび登場する、私が10年以上入院していた病院です。

第二期 B病院
中核市にある私立の総合病院。
移植医療も行う実力派の病院(笑)。

第三期 C病院
過疎が進む私立の総合病院
診療科を騙しだまし存続させている地域で唯一の総合病院(苦笑)。


本当のことを言うと、A病院での透析の記憶は、あまりないんですよね😅。
CAPDをやっていた期間の方が長く、透析は5ヶ月だけ。
透析の事について、私も詳しくありませんでしたし、他の病院で透析をした経験がなかったため、比較もできませんでしたしねぇ。

ただ、管理はずさんでしたね(注:当時は、ですよ)。
入院中だった私は、先輩透析児童と一緒に、休日の透析室に行ったことがあります。
稼働してない日なので、施錠されてると思うじゃないですか、普通?
無施錠でした😅。
もともと施錠していなかったのか、その日はたまたま施錠し忘れたのかは不明ですが、管理上大問題ですよね?
その先輩透析児童が、一緒についてきた透析していない児童に、『こんなに太い針を刺してるんだぞ』と未使用の透析針をケースから抜いて見せていました⤵⤵。
これは衛生上の超問題!!💢
子供だったとはいえ、この透析児童も安全意識が欠如していました。
これが問題行動だと思わなかった当時の私も、認識が緩すぎましたね。


次のB病院は、18歳から20歳まで、2年間透析をしていた病院です。
もう四半世紀前の事なのですが、ここが一番安全・衛生に配慮していた病院ですね。
現時点のC病院よりも、格段に上です(爆)。

穿刺・回収の際に使い捨て手袋を使うのは当たり前なのですが、左右一組ずつセットになってて、専用の包装紙に包まれた物を使っていましたね。
包装紙を開くと、左右の手袋を装着しやすいように展開する優れものでした。
看護師・技師の意識も高く、手袋を装着した後は、余計な物は一切触れずに作業に集中。
プロでしたねぇ。

回路と透析針を接続する際も、回路の接続部分を消毒し、内部に満たされてる生食をそこから少量廃棄してから接続する念の入れよう。
安心安全です。


C病院。
現在私が四半世紀透析を受けていて、かつ、10年以上勤務している病院です。
先程も述べましたが、現時点でも四半世紀前のB病院に劣る安全意識です💢。
転院してきた当時、穿刺の時に看護師・技師は、手袋すらしていませんでしたね。
手袋をするようになったのは、ここ10年くらいですかね。
でも、ただしているだけ⤵。
手袋して事務仕事して、その手袋のまま穿刺・回収作業をしたりしますから。
これ、職員の身は守れるけど、患者には何のメリットもないですよね?(怒)
それに加えて、まだまれに手袋をしないで穿刺する看護師も見受けられます。

透析回路と針を接続する際には、接続する部分を当たり前のように触ってますしね⤵⤵。
病院の備品などをベタベタ触った手袋で、ですよ!?
有り得ない!!
胸くそ悪い!!💢

これが、四半世紀前のB病院に劣るといった理由の1つです。

患者に対してこんな調子ですから、患者の視野に入らない部分(透析回路の設置作業など)は、どんな感じなのでしょうかね?
とても怖くて訊けないし、見に行けません😅。


他病院はどんな感じなのかなぁ?
私が神経質になりすぎているだけ?