神武優里のアルポートな透析ブログ『終わらない明日へ』

透析患者で病院職員の四十路おっさん(笑) アルポート症候群の影響で難聴なのと、元々の性格から、なかなかの人見知り(苦笑) でも、透析歴30年を前に、他のアルポートや透析患者・関係者との接点を持ちたくてブログ開設しました。専門的な内容よりも、日々のなにげないエピソードを載せていきたいと思っています。

私と音楽 ~THE SQUARE『S・P・O・R・T・S』~

※感想に関しては、完全に私の個人的な感想であり、一般的な評価と乖離することが多々あります(笑)

S・P・O・R・T・S

私のスクエア歴は、このアルバムから始まりました。

中学3年生の頃(もちろん入院中です)、消灯後はラジオを聴くのが日課でした。
誰がやってて、どんな内容だったかも忘れてしまいましたが、月曜から金曜まで夜10時過ぎに毎日オンエアしていて、欠かさず聴いていた10分間のプログラムがありました。
そのプログラムのエンディングに使用されていたのが、このアルバムに収録されている『TAKARAJIMA』だったんですね。

このアルバムは私が中学2年生の時に発表されたアルバムなので、1年後のラジオプログラムで使用されていても、全然不思議はないですね。

エンディングに使用されているだけなので、もちろんフルでオンエアされるわけではないですし、曲の冒頭はDJのトークとかぶっているわけなのですが、長い間何回も聞いているうちに、この曲が気になっていました。
『最初から最後まで、余計なおしゃべりに邪魔されずに聴いてみたい!!』と😅。

しかし、このような歌詞のない音楽の曲名やアーティスト名がわかりません。
その当時の私は、フュージョンクロスオーヴァー、インストといった音楽のジャンルや形態があることすら知りませんでした(笑)
当然ネットなんかもなかったため、そのプログラムから曲名などを検索することもできませんでしたし…。

そこで思い出したのが、当時、担任だったY先生です。
先生のクルマに乗った時に、カーオーディオから歌詞のない曲が流れていたなぁ、と。
『先生がこの曲を持っているとは限らないが、曲名やアーティスト名くらいは知っているのでは!?』
そう考えた私は、早速そのプログラムをエアチェック(懐😁)し、Y先生に聴いてもらいました。

すると、Y先生は事も無げにクルマから1本のミュージックカセット(これまた懐かしい😁)を持ってきて私に貸してくれたのです。
それがこのアルバムとの出会いだったのですね。

すぐにダビングして(この場で言っていい事なのかどうかよくわかりませんが😅)、繰返し聴いていましたねぇ。
TAKARAJIMA以外にも、いい楽曲が多かったですから。

すぐにフュージョンというジャンルにのめり込んだ私は、Y先生が持っているフュージョンのカセットを、全て借りることになります(笑)。
高等部になると、むしろ私の方がフュージョンに夢中になり、逆に私のCDをY先生に貸すという『逆転現象』が発生(笑)。
それは30年後の今日まで続いています。

先生、そんなにスクエアにハマってたわけじゃないのでは…???(苦笑)

ともかく、あの時私がラジオでTAKARAJIMAに出会わず、Y先生がアルバムを持っていなければ、ここまでフュージョンにのめり込むことはなかったのかも知れませんね。
偶然って素晴らしい!!(笑)

01.LOVE IS IN MY SIGHT

02.LOVE ALL

03.HIT AND RUN

実は、しばらくこのアルバムを聴かなかった時期がありました。
家やクルマのオーディオがカセットからCD、そしてHDDやメモリ(ほんの一瞬だけMD経由 爆)に変化したため、カセットが聴きにくくなったというのもありますし、その後に発表されたアルバムを聴いていたというのもあります。
昨年購入したスペーシアのオーディオがSDだったので、これを機にかなりの枚数のスクエアのアルバムをWMA形式でSDに落としたので、このアルバムもまた聴けるようになりました。
中学・高校当時は、『OVERHEAD KICK』から『CAMEL LAND』までの4曲がお気に入りで、他の曲はあまり気にしていなかったのですが、あらためて聴くと、『HIT AND RUN』がいいんですよ!!(笑)
田中豊雪さんのベースがかっこいい!!

04.LEAVE ME ALONE

この曲は、昨年の企画盤 THE SQUARE×T-SQUARE『Dolphin Through』に収録されましたね。
それが私の中での再評価につながりました。
この頃の伊東さんのサックスはエロかっこいいですねぇ(笑)。

05.OVERHEAD KICK

このアルバムで一番のお気に入りです👍。
テンポのいい曲は気分が高揚しますしね。
でも、『TRUTH』みたいな曲はちょっと…(苦笑)。
なんていうんですかねぇ、あーゆー『憂い』のあるメロディはあんまり…😅。
この曲みたいに、終始一貫して勢いのある方が、私は好みです。
中盤のドラムソロはかっこいいですね。
則竹さん、このアルバムからの新加入ですよね(笑)。
他の4人に負けてない存在感です。

06.DROP GOAL

エンディングが意味不明の曲(笑)。
いいんですよ、あれはあれで。
でも、曲が素晴らしいだけに、もっとスマートな終わらせ方があるのでは…?と、当時は思いました。
今は思ってません😅。
フェードアウトでごまかすくらいなら、あのエンディングはチャレンジングで潔いと思います。

07.TAKARAJIMA

Y先生から伊東さんの楽器はウィンドシンセサイザーというものだと教えてもらいました。
当時の私のウィンドシンセサイザー(リリコン? EWI?)のイメージとしては、サックスや笛の電子版という感じだったので、『吹きっぱなしでよく疲れないなぁ』と感心したものです(笑)。
しかも、エンディングにもアドリブ(?)が入る!!
プロなのだから、それくらい出来て当たり前なのでしょうが、私にはそれが衝撃的で(笑)。
この曲のエンディングのアドリブについて、『「1曲吹いて疲れているけど、エンディングだからもうひとがんばりするか!」って思いながら吹いている気がする』とY先生に話した事があります。
バンド経験のあるY先生は『そんな見方もあるか』と笑っていましたが😅。
今でもこの曲を聴くとそんなふうに感じるし、当時のY先生とのやり取りを思い出します。
最近の伊東さん、この曲のメロディを改変して吹いてますよね?(苦笑)
和泉さんのキレイなメロディのまま吹いてくれませんかねぇ。
聴いててイラッとします😅。

08.CAMEL LAND

間奏部分が好きなんですよね(笑)。
テンポはそれほど速くないのに、安藤さんのギターが走ってますねぇ(っていうのかな?)。

09.PASSAGE OF CLOUDS

当時のスカイライン(R31)4ドアに、パサージュというグレードがあったような…。
この曲の副題『雲路』で、その意味を知りました(苦笑)。