神武優里のアルポートな透析ブログ『終わらない明日へ』

透析患者で病院職員の四十路おっさん(笑) アルポート症候群の影響で難聴なのと、元々の性格から、なかなかの人見知り(苦笑) でも、透析歴30年を前に、他のアルポートや透析患者・関係者との接点を持ちたくてブログ開設しました。専門的な内容よりも、日々のなにげないエピソードを載せていきたいと思っています。

今年もこの日をむかえました…

昨年もこの場で述べさせていただきましたが、厳粛な、とでもいいますか、厳かな、とでもいいますか…。

日本にとっては忘れてはならない、また忘れられない日です。
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そして、私にとっては、個人的な意味でも…。
alport-touseki.hatenablog.jp

先日、当時の友人との会話で、こんな意見の一致をみました。

同級生の中には、病院に入院させられ、養護学校に通うことになったことを“人生の汚点”ととらえているヤツがいるが、私達は違う。
確かに、病気の罹患や入院は、嬉しくはない不幸な出来事ではあった。
しかし、それもまた、現在の自分を形作っている出来事のひとつなのだ。
入院することで失ったものは多いが、得たものもある。
様々な地域から治療と就学を両立させるために集まり、共同生活を送った仲間達。
寝食のみならず、辛い体験をも共有した仲間達ならではの強固な繋がりが築けたことが、不幸な出来事の中で得られた大切なものなのではないか。


ってね。

その友人が私と同じように考えていたことを知ることができたのは嬉しかったですね。
そんな友人だから、当時のような距離感で30年以上付き合っていけているのだと思います。