神武優里のアルポートな透析ブログ『終わらない明日へ』

透析患者で病院職員の四十路おっさん(笑) アルポート症候群の影響で難聴なのと、元々の性格から、なかなかの人見知り(苦笑) でも、透析歴30年を前に、他のアルポートや透析患者・関係者との接点を持ちたくてブログ開設しました。専門的な内容よりも、日々のなにげないエピソードを載せていきたいと思っています。

図書館にて

昨日の午後、地元の図書館に行ってきました。
最近、ちょっとした調べ物で行きましたが、どっぷり本を読むために訪れたのは数年振りですね😅。

『図書館』という場所を、すっかり失念してました。
私のような読書好きには、夢のような場所ですよねぇ(笑)。
書店と違い、立ち読みしてても文句を言われることもない!!(⬅図書館での読書を立ち読みというか!?😅)
様々なジャンルの本が選び放題、読み放題!!
テンションがこれでもか❗ってなほどに上がります👍。

私の図書館の使い方の一つに、『買いたい本を探す』というのがあります。

新しい作者を開拓するのに、いきなり買うのは、ちょっとした賭けですよね?
外すと悔しいし😅。
そこで、図書館でいろんな作家の本を手に取ってみるのですよ。
冒頭数ページを読んでみます。
それで自分との相性を判断し、面白そうなら書店で買うとゆー(笑)。

もちろん、先程も書きましたが、図書館でガッツリ読む、とゆー目的もあります。

買うほどの本じゃないけど、集中して読みたい!!

とか

所有していて再読したいんだけど、どこにあるかわからない(探すのが面倒くさい😅)から、図書館で読む!!

…とかね(笑)。

昨日の場合は、後者でした。

そこで、ある出来事が…。

ファンである作家の棚に行くと、そこにあるはずの書籍が、ごっそり抜け落ちてるんですね。
で、そこには図書館からの貼り紙と1冊のファイルが。
この貼り紙を要約すると…

・最近、この作家の書籍が、正規の手続きを経ずに『貸し出され』ている。
・このような行為を防ぐために、この作家の書籍は、別の場所で保管している。
・この図書館に所蔵されているこの作家の書籍はファイルにて確認できるので、読みたい書籍があれば図書館職員に声をかけてほしい。
・貸出手続きを経ずに『借りていった』利用者は、その書籍を返却ポストで返却してほしい。

といった内容でした。

ずいぶんとお優しいお言葉です…。
一ヶ所たりとも強硬な言い回しはありませんでした。

罪には問わないから、ただ返してくれってことですよね?
しかも、心情的に窓口には返却しにくいだろうから、休館日の返却口に放り込んで戻してくれればいいから、とゆー慈悲深い対応。

持ち去った者に優しく訴えかけ、穏便に本を取り戻そうとする、図書館職員の温情・努力が行間から溢れていました。

図書館のこの対応が、持ち去った者のためになるかどうかは、疑問ですが…😅。

この対応で、どれだけの自己チュー利用者が返却してくれたのかなぁ?😅

持ち去られたことで、経済的弱者がその本を読めなくなってたとしたら、文化的な生活をおくる権利が害されてるってわけですからねぇ。
大袈裟ですかね?😅

持ち去った人も、読みたくなる度に借りればいいんですよ。
無料で貸していただけるんですから。

先頃も、図書館所蔵の学校史のページ(主に集合写真のページらしいですが)が切り取られる事件が全国的に頻発してる、という報道がありました。
私が昨日の訪れたこの図書館でも被害があったようです。

図書館の利用は、利用者の善意ある行為を前提にしている部分が大きいですよね。

防犯目的に、蔵書1冊1冊にICタグを付けるとか、貸出利用料を徴収するなんてことになると、利便性が著しく下がることになっちゃいます。
利用者を疑いの目で見る図書館職員さんなんて、想像するだけで悲しいし…。

読みたい本を無償で読むことができる・借りることができることこそ、文化的な生活に寄与する図書館の最大の使命だと私は思うので、私達利用者は是非とも良識ある利用を心掛けたいですね。

と、偉そうなことを言いつつ、読書中についついスマホをいじってしまいます😅。
図書館でのマナーにも気を付けたいと思います。