透析と有事
どうも最近、きな臭くなってきましたね。
アメリカと北朝鮮の関係が…。
召還されていた韓国大使が急に韓国に戻されたのも、アメリカが北朝鮮に対して武力行使実行を検討しているから…、なんてことがまことしやかに囁かれています。
暴発した北朝鮮が起こすアクションとしては、ミサイル発射がもっとも可能性が高いのではないかと、素人ながらに思うのです。
攻撃対象は、日本の場合、在日米軍基地、自衛隊基地、国や地方公共団体の機関などですかね?
発電所、変電所などの電力関係施設も、市民生活にダメージを与えるという意味で、有力な攻撃目標かもしれません。
ふと思いました。
『そうなった場合、透析はどうなるのだろう?』と。
病院に電力を供給する発電所が複数箇所攻撃された場合、その復旧には(攻撃を受けた施設数や、損壊の程度にもよりますが)年単位の期間が必要でしょう。
その間、自家発電設備だけで病院を運営していくことは不可能に思われます。
そもそも、自家発電設備を充分に使えたとしても、透析設備自体を維持できるのか…?
透析に必要な大量の水も、電力がなければ病院に供給されないでしょうし…。
いや、原発を攻撃されたら、今住んでいる地域から避難しなければならないかも…。
自然災害であれば、日本中が協力して、被災地の透析患者をそれ以外の地域が受け入れてくれるでしょう。
しかし、朝鮮半島有事となると、北朝鮮の日本への攻撃範囲は全域におよぶと思われます。
被害は広範囲にわたり、受け入れてくれる(受け入れることができる)地域・病院にも限りがあるのではないでしょうか…。
また、既に国内に工作員が潜入しているとも聞きます。
彼らが無差別にテロを起こせば、怪我人が激増することが容易に想像できます。
無数の怪我人を救命するために、透析患者を後回し、最悪の場合、切り捨てる......。
色々な意味で『そんなこと』にはならない、と切に願うばかりです。